【子育てコラム⑫】シリーズ<YouTubeのある暮らし>こんな相談あります①

暑さと涼しさはジェットコースターのようですね。
イメージでは、10月も初旬を過ぎるとすっかり秋!だと思っていましたが、まだ半袖の出番はあるようです。
先日から始めてみましたシリーズ<YouTubeのある暮らし>、今回は第二弾になります。

 

こんなご相談あります①
「子どもがYouTube見始めると止まらない」
「見せたい訳じゃないけど、あれ見せてーとせがまれる」
「電車の中は見せてもらえると思っているのか、見せないと癇癪を起すので…」

 

どのくらいの時間見るか、また見ていいかどうかのタイミングは親が適切に管理・調整できることが重要です。
一日や1回の視聴時間を決めたり、短い動画やシリーズを選んだり、「今はいいよ」「ここまでね」と約束しそれを守ることが大切です。まずは家での視聴で“約束する-守る”を試みてみましょう。
いきなり外出時に試してしまうと、約束がうまく守れないかもしれません。
“癇癪や長くゴネたらみることができた”という習慣は、動画視聴に限らず、先々の生活習慣のためにもあまり好ましくありません。家での視聴で約束が染み込んだら、外でも約束を守り利用してみましょう。

 

すでに、外でも見ていてなかなか約束が守れないという状況にお困りの場合もあると思います。
見ることが習慣になっている場合は、改めてルールを設けることは難しいと思います…。
しかし、ルールの再設定は早い時期であるほど良いと思います。
子どもはどんどん成長していて、とても魅力的なYouTubeですから、子どももどうにかしてみようと試みます。 “今ではない”理由を伝え、“これならOK”という約束をし、癇癪を起しても応じない姿勢が必要です。
どうしても約束を守れない場合は、一旦外での利用を中断することが必要な場合もあるかもしれません。
改めてルールを設ける場合には、一番見たいのはYouTubeかもしれませんが、それ以外の絵本やTPOに合ったおもちゃ等、子どもにとっての妥協案も用意しておくことをお勧めいたします。

 

長い子育ての中では、ルールの再設定(行っていい場所、お小遣いの金額など)をすることはあると思います。
きっかけとして、「もう年長さんだもんね」「〇歳のお兄(姉)ちゃんだから」と、ルールや約束を守ることの大切さもあわせてお伝えできると良いかなと思っています。