【子育てコラム④】こどものケンカ

“♪育ってきた環境が違うから~好き嫌いはいなめない~夏がだめだったりセロリが好きだったりするのね~♪”

みなさん、この歌をご存じですか? 山﨑まさよしさんの『セロリ』です。

1990年代の終わり頃、某アイドルグループのカバーでもヒットしていたので、どこかで耳にしたことがあるかもしれませんね。

 

 お子さん同士のトラブルのご相談を受けたあと、どう応えて差し上げるのがよかったのかなぁ?と振り返るとき、ふと思い出すのがこの曲です。

 

 大人からするとケンカやトラブルに見えることも、幼児期の子どもたちにとっては、それぞれの、“好き/嫌い”や“したいこと/したくないこと”がふとした瞬間にぶつかりあって、火花をあげているようなものかもしれません。

 幼稚園や子ども園というのは、いわば“育ってきた環境が違う”子どもたち同士が初めて出会う場所。そう考えると、あちらこちらで火花があがるのは当然のことかもしれません。

ケンカやトラブルの中でケガにつながるような行動があった場合は“ダメなことはダメ”と言って聞かせることは必要ですが、ぶつかり合いを繰り返しながら学んでいくこともあるはずです(例えば、ほどよい距離の取り方、などがそうですが、これを身に着けるには時間がかかります)。

火花があがるのは、この子の“好き(あるいは嫌い)”とあの子の“好き(あるいは嫌い)”の出会いの瞬間ととらえて、“ナニがダメだったりドコが好きだったりするの”か、に耳を傾けていくことも大切にしていきたいですね。

 

ちなみに『セロリ』の歌詞は

“♪がんばってみるよ やれるだけ がんばってみてよ 少しだけ♪”

と続きます。

子どものトラブルを見守りつづけるのはしんどいものではありますが、“やれるだけ・少しだけ”という心持ちで一緒にがんばっていきましょう。