会長からのごあいさつ

公益社団法人
横浜市幼稚園協会会長
鈴木 浩(すずき ひろし)

乳幼児期の育ち(保育・教育)の大切さを見つめなおして

この度、令和二・三年度の幼稚園協会会長に就任いたしました鈴木 浩でございます。横浜のこどもたちの健やかな成長に貢献できるよ協会運営に力を尽くしてまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、昨年は十月から幼児教育の無償化が始まり、保護者の皆様にとってはとても家計にやさしい出来事ではなかったでしょうか。私たち協会も父母の会と連携しながら、長年にわたり保っております。これ育料の軽減を行政や議会にお願いをしていた立場であり、やっと実現ができ大変うれしく思は働いても働かなくてもその家庭にあった子育て支援の実現であり、このことが教育保育の質につながるよう努力してまいります。このことについては、横浜市の議会や行政の各機関がスムーズな移行となるようご尽力していただいたことにあらためて感謝を申し上げたいと思います。

昨年度の終わりから新型コロナウイルスの影響により園の行事や活動の中止・延期を余儀なくされました。六月から段階的に開園し分散登園や自由登園を経て、ようやく新しい担任の先生や新しい友だちとの生活が始まりました。各園の未就園児の活動も見直しや三密(密閉・密集・密接)を考慮しながらだったと思います。東日本大震災の時ですが、外あそびができなかったこどもたちは、その後の生活に様々な影響があったと聞いております。
今回も多くの問題を抱えることと思います。しかし、こどもたちの生活は友だちのかかわりの中でともに育ちあっていくものであり、私たち大人がこどもたちの育ちや学びの環境をどのように保障していくかが大切なのではないでしょうか。大人の新型コロナウイルスと歩む社会、すなわち新しい生活様式が日常となり、これを受け入れてこどもたちの生活も新しいものになっています。
この期間、家庭で過ごす時間が多い中で、あらためて家族とともに過ごす時間の大切さに気付いたことや、普通に園に登園ができていたことに感謝の気持ちが生まれました。こどもたちも、この時期にしか味わえない先生や友だちとともに生活することの喜びも、今まで以上に味わってもらえたらと思います。

幼稚園・認定こども園を選ぶことは、ご両親の家庭教育の方針を見つめなおすことから始まります。それぞれのご家庭で大切に思っていたことを明確にして、ご家庭にあった園を選んでいただけたらと思っております。横浜市内の幼稚園・認定こども園はすべて私学であり、協会加盟園二五四園は、それぞれの教育保育方針で運営を行っています。環境こそ異なりますが新教育要領をもとに、各園の独自性にさらに磨きがかかることでしょう。
さらに、横浜市は市内における多様な保育・教育施設において、全ての保育者が保育の質の向上に向けて、子どもたちとの日々の関わりの基本となるものとして「よこはま☆保育・教育宣言〜乳幼児の心もちを大切に〜」を策定し、横浜の乳幼児期の家庭や園・小学校との連続性も大切にしています。これからの園生活の不安や喜びを先生方が受け止め、保護者の皆様とともにこどもたちの未来がより豊かになるような活動ができたらと思います。

新型コロナウイルスの影響で生活するうえでの心配や不安も多いかと存じますが、私たち協会加盟園や先生は、横浜のこどもたちが笑顔になるために努力してまいりますので今後ともよろしくお願い申し上げます。