No 47
絵本のタイトル だれのじてんしゃ
作者 高畠純
高畠純
訳者
出版社  フレーベル館

47  『 だれのじてんしゃ 』

お天気の良い休みの日、自転車に乗ってお出かけするのはとても気持ちがいいですよね。幼稚園の子ども達も、ころんで、膝をすりむいたりしてもへこたれず、補助なし自転車に乗るための練習に取り組んでいる話をよく聞きます。

この絵本には様々な動物達が登場します。そしてその動物達は、自分の体に合った自転車に乗っているのです。ワニであればサドルが胴に合わせて長く、ペダルが足に合わせて短いのです。モグラの自転車には土の中でもよく見えるように大きな電気がついていたり・・・・ 話の進み方としては、まず誰も乗っていない自転車が登場し、その自転車は誰のだろう・・・?と考えながら次ぎのページをめくると、なるほどその形にぴったり!と思わせる動物が気持ち良さそうにサイクリングを楽しんでいるとういう具合です。それらは本当になるほど!と思わせる自転車であり、見ていると本当にそんな自転車があって動物達も草原の中を、毎日サイクリングしているのではないかしら・・・と思ってしまいます。

文章も内容もまったく難しくなく、絵だけ見ていても充分内容を理解できるので、23歳くらいの子ども達も、大人が読み聞かせをした後自らこの本を手に取り、自分で何度も楽しみながら読んでいる姿がよく見られました。何度か読んでいるうちに、次にどの動物が登場するか子ども達は覚えてしまいますが、それでも読み聞かせするたびに、ページを開く瞬間の子ども達のワクワクした表情、目の輝きは変わりません。絵本を読み始めた頃にピッタリの一冊だと思います。(ASA

 

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