No 260
絵本のタイトル ほしのかえりみち
作者 きたじまごうき
訳者
出版社 絵本塾出版

260 ほしのかえりみち

 年中組の宇宙が大好きな男の子が一言。「このクラスには宇宙の本がないね!」と。そこで私が出会ったこの1冊。この絵本の題名だけ聞くと、宇宙の話かな?星座の話かな?と考えましたが、良い意味で裏切られました。読み進めていくと、宇宙に行くところまではなんとなく予想できますが、結末は、、、そうきたか!と思ってしまいます。ここでは、結末をお話するのはやめておきますが、結局のところ『ほしのかえりみち』の『ほし』って何のことなのでしょうかね。

 

家族で出掛けた、その帰り道、夜の車内。外を見ると、車や町の光で辺りが、キラキラと輝いています。多くの子どもたちも一度は経験のあるこんな場面からお話は始まります。この絵本をみんなに読んでいると、一番反応が大きかったのが、宇宙のサービスエリアでもなく最後の予想外の場面でもなく、意外や意外!車が浮き、夜空に向かって走っている場面でした。「わあ!」「いいなあ!」絵本を見る子どもたちの目も、夜のネオンのようにキラキラと光っていました。男の子も女の子もキラキラ光るものって好きな子が多いですよね。シールだって折り紙だって、キラキラがいい!! そんな気持ちとファンタジーに包まれた絵が相まって、心の声が漏れた瞬間でした。

 

乗り物好きな子にも、宇宙好きな子にも、そしてキラキラ好きな子にも、大人気な一冊でしたよ。きたじまごうきさんの『とっておきのカレー』にも、実はどこかのページに宇宙人が出てくるのです。合わせてどうぞ。

(AYAKA)

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