No 222
絵本のタイトル おにはそと
作者 せな けいこ
せな けいこ
訳者
出版社 金の星社

222『おにはそと』

2月3日は節分。みなさんは毎年どの様に過ごしていますか?

鬼が来たり、年の数だけ豆を食べたり、恵方巻きを食べたり(今年の恵方は南南東です)と、各家庭、地域によってもやり方は違うと思います。北海道や東北地方では大豆ではなく落花生を撒くそうです。その理由として衛生的に良い。食べ物が粗末にならない。という他に、雪の中でも拾いやすい。という理由もある様ですよ。

子ども達は、節分の日が近づいて来ると「鬼が見てるよ」と言う、そのひと声で急におりこうさんになったり、「鬼が来たら豆を投げてやっつける!」と言って楽しみにしている子など様々ですが、みんなドキドキ!!ワクワク!?しながら節分の日を迎えます。

そして迎えた節分当日。いつ鬼が来るか分からないといった緊張感の中、ついに鬼が登場すると子どもたちは大騒ぎ!!大声を上げて泣き叫び先生の後ろに隠れる子。あまりの恐怖に声も出せずその場に立ちすくむ子。勇敢に鬼に立ち向かい、作っておいた新聞紙の豆を「おにはそとー!!」と必死で投げる子。などなど…

子ども達にとっては1年に1度の恐怖の日となるかもしれませんが、1年に1度くらい心の底から怖いと思う日があってもいい経験ですよね。

 

今回紹介します絵本はその、こわ~い鬼が出てくるのではなく、かわいらしい鬼も出てくる絵本です。

節分の夜に子ども達の前に現れた鬼の集団とかわいいちび鬼。鬼達は豆にやられて逃げてしまいますが、ちび鬼はいつのまにか子ども達と友達になっていました。ところが鬼の親分(お父さん)はちび鬼が人間に捕まったと大騒ぎ!

「そりゃあ いちだいじ」と、いくら豆をぶつけられても大丈夫な強い鎧を作って、ちび鬼を取り返しに行くべくいざ出発!!

さあ、ちび鬼と親分はどうなるのでしょうか?

 

今の時期に子ども達に読んであげるにはぴったりな1冊となっています。

みなさんも、節分の日は日本古来の伝統を楽しんでくださいね。

 

Y・Y

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