No 187
絵本のタイトル どろだんご
作者 たなか よしゆき
のさか ゆうさく
訳者
出版社 福音館書店

187  『 どろだんご 』

新年度も始まり、どの園の園庭にも子ども達の明るい声が響き渡っているのではないでしょうか。「どろだんご つくろ すいかみたいに でっかいの つくろ…」とリズム良く始まるこの絵本。さて、あなたはどろだんごを創った事がありますか?

子どもにとっては土も砂も立派な遊びを広げてくれるものの一つ。まずは乾いたサラサラの土。
そこに水を入れればドロドロの土。
見た目だけでなく感触だって変わります。その土を手に取ってかき混ぜたり、握ってみたり。そこから丸めて…「おだんご ごろごろ ぎゅっぎゅっ にぎろ」と、どろだんごの完成です!!
でも…ピカピカのどろだんごを作る事は時間も手も掛かり難しいのですよ。創り出すと意外と大人も真剣になってしまうくらいです。だからこそ、出来上がったどろだんごは、子ども達の思いがいっぱい詰まっている宝物なのです!!

この絵本の主役となる、どろだんごと手の絵は優しい線で描かれており、すんなりと目から入っていく事が出来てとても見やすいです。泥の色においてはページによって写真にも見えるほど丁寧に、そして手とのバランスを考えて描かれているように感じます。また、お話のストーリーもただ作り方が描いてあるのではなく子どもの目線で話が展開されていくため、読みながら幼稚園での子ども達の姿が浮かんできますよ。

さぁ!!
そんな、どろだんごをあなたも思わず作りたくなってきませんか?きっとこの絵本を読んだら子どもと一緒に創りたくなると思います。外で遊ぶのが気持ちよく感じるこの季節に是非読んで、子どもとたくさん遊んで下さい。YU-KA

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