No 218
絵本のタイトル ぼけちゃん
作者 やぎ たみこ
訳者
出版社 偕成社

218 『ほげちゃん』

亀さん便で届いた伯父さんからのプレゼントは変な顔のカバと思ったぬいぐるみ。パパがほげちゃんと名付けて、家族の一員になります。ゆうちゃんは抱っこしたり、手をつないだり味見をしたり。遊ぶ時はいつも一緒。猫のムウもほげちゃんの上で寝たり、ゆうちゃんはご飯の時も離しません。そのためケチャップで汚れてしまいました。そんなある日、家族ででかけることになりましたが、きたないほげちゃんとムウはお留守番になりました。

さてみんなが出かけると突然玄関で「ゆるせない━━━!」の大きなほげちゃんの声。

何とほげちゃんは「誰のせいで汚くなった?」、「ぼくはカバじゃなく、熊なのだ。変な名前をつけられて、ドアに挟まれたり、おならをかけられたり!このケチャップのシミだってずーっと我慢してたんだ!」「もう~~こんないえ、めっちゃくたの  ぎったぎたの ぱっこぱこに してやる!」と大あばれ。「えーい!」ぐるぐるぐる、「ふん!」バスーン、「うりゃ━!」シュババババ、「どりゃー!」パコーンんとやりたい放題。それでも足りずに「ケチャップまきちらして、このいえを もっともっと  きたなくしちゃうんだから!」と冷蔵庫によじ登ります。ケチャップを見つけた時、パパの大好物の子持ちししゃもに何とムウが飛びかかって、シシャモをくわえ、飛び降りたのです。そのムウの足の下にはケチャップが。ぶわわわわ━と飛び出したケチャップがほげちゃんの体にしみこみ、身動きできません。

帰ってきたみんなが、家中散らかってる様子を見て、いたずらしたらだめじゃないかとしかられたのは猫のムウ。ほげちゃんは丁寧に洗ってもらって物干しにつるされて『きょうは なんだか たのしかった』とつぶやきます。

奇想天外のストーリー、あばれまわるほげちゃんの声(音)も子どもに大人気。外国語にはどのように訳すのでしょう。園児に読むと、もう1回、もう1回と何回も読んでとせがまれる絵本です。無実の罪を着せられたねこのムウはちょっとかわいそう。でも、最後の場面であくびをしているムウの顔には『そんなこと気はにしないよ』といっているようです。

後ろの見開きには、ほげちゃんの作り方もあります。          具

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