No 311
絵本のタイトル ひともじえほん
作者 こんどうりょうへい
やまもとなおあき
訳者
出版社 福音館書店

311ひともじえほん

ひともじえほん-1
小学校入学を控え、文字を読んだり書いたりする事に興味が出てきた年長さんに特におすすめしたい一冊です。もちろん年長さんでなくても楽しめるユニークな作品ですのでご安心を!!
“ひともじ”と聞くと私のクラスの子どもたちは1つの文字(1つのひらがな)を想像したようで、それだけでお話が進むのかと思ったようですが、そうではありません。

くねくねしないで からだは まっすぐ
くっとこらえて さあ さあ とぶよ くくくの

ここでページをめくると、浴衣姿の男性が全身を使って「く」の文字を表現している写真が登場するのです。ここで一気に面白さに引き込まれた子どもたちは、こちらが何を言わずとも、この絵本のルールを感じ取って「うししの…し!」「なななの…な!」と一緒になって言い、次はどんな人文字が出てくるのか…何人で文字を作るのか…ワクワクしながら絵本を楽しんでいました。
結構大変そうな体勢の文字では「大丈夫かな…」と心配する声もありました(笑)
残念ながら50音全て一つずつ登場する訳ではないので「もう終わり?」と残念そうにしていましたが、そこは自分たちで挑戦してみてもいいかもしれませんね。
ちなみに、人文字を表現しているのはコンドルズという、人形劇やコント、生演奏までこなすダンス集団で、その主宰が作者の近藤良平さんなのです。彼らの表情にも注目してみてくださいね。(723)

 

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