No 306
絵本のタイトル 大阪うまいもんのうた
作者 長谷川義史
訳者
出版社 佼成出版社

306大阪うまいもんのうた

大阪うまいもんのうた小

大阪にはうまいもんが いっぱいあるんやで~

たこ焼き ぎょうざ お好み焼き ぶたまんっ!

大阪にはうまいもんが いっぱいあるんやで~

いか焼き ばってら あわおこし ようおこし!

大阪にはうまいもんが いっぱいあるんやで~

かに道楽 づぼらや もんじゃ焼き なんでやねん!

 保育学生の頃に、大阪にちなんだ美味しい食べ物が出てくる歌詞と、アメリカ民謡『ゆかいな牧場』のメロディーを合わせた手遊び歌を教わりました。その後、現場の保育者になってからこの絵本に出会い、「もしかしてあの時の…?」と思いながら手に取ってみるとまさにその通りだったのですが、面白さは手遊び歌と繋がっているだけではありませんでした。大阪出身である長谷川義文さんの『大阪ならでは』が、盛り沢山に描かれているのです。それぞれの『うまいもん』のお店やお客さん、食べている人の様子に加えて太陽の塔、通天閣、京橋、近鉄バファロ-ズのエピソード、吉本新喜劇など、大阪を知る人ぞ知るネタが散りばめられています。

 その未知の世界が魅力的な様で、私のクラスの子どもたち(年長児)は大勢で絵本を囲んで穴が空くほどじっくり絵を楽しみながら歌を口ずさんでいます。読み聞かせの時は、手遊び歌の楽譜になっている最後のページになると必ず「ピアノで弾いて!」とリクエストがくるんですよ。皆でいか焼き作りにも挑戦して、大阪の味を楽しみました。

 実は『名古屋うみゃあもんのうた』『東北んめえもんのうた』も出版されています。神奈川や横浜バージョンもあったらいいのになぁと思ってしまいます。(723)

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