No 304
絵本のタイトル ヒッコリーのきのみ
作者 香山 美子
柿本 幸造
訳者
出版社 ひさかたチャイルド

304ヒッコリーのきのみ

ヒッコリーのきのみ小おとうさんと やくそくしたことある?

おかあさんと やくそくしたことある?
りすの バビーは、ヒッコリーの きと どんなやくそくをするのかな。
 
表紙をめくると、このような書き出しで物語が始まります。
りすのバビーは冬に食べるためのヒッコリーの木の実をたくさん集め、お母さんと一緒に穴に埋めました。でも、後で探すと全部は見つけられません。そして忘れられた実は春になると…。
「どうぞのいす」の名コンビが自然の営みを優しい言葉と絵で描いた絵本です。
 
近くの公園に園外保育へ出掛けたとき、まだ緑色のどんぐりがちらほら落ちていました。それを子どもたちが見つけて大喜び。「茶色いどんぐりはまだかな?たくさん拾いたいな」と秋の実りの時期を楽しみにしていました。幼稚園に帰り、この絵本を読み聞かせると、どんぐり拾いの経験と重ねて聞いていたようで、
「振ってみて、カラカラ音がするのはダメなんだよ、虫いるよ」「私30個拾った」
「はやくどんぐり拾いに行きたいな」との声が聞かれました。
そんな中、「ヒッコリーってなに?」との質問が飛び出しました。「先生もわからないな、どんな木の実だろうね。日本にあるのかな」と答えました。私もヒッコリーという聞きなれない木の実の名前が気になり、事前に調べていました。北アメリカに生えているクルミ科の木だそうです。クルミですから食べられますし、木は木材として家やスキーの板などに使われるそうです。子どもたちに「クルミだよ」と教えるのは簡単ですが、ヒッコリーってどんな木の実なのかな、美味しいのかなと想像を膨らませて絵本の世界を楽しんでもらいたかったので内緒にしました。
「どんぐり拾いに出掛けようね」子どもたちと私の約束です。(優)

 

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