No 298
絵本のタイトル パンダなりきりたいそう
作者 いりやまさとし
訳者
出版社 講談社

298パンダなりきりたいそう

パンダなりきりたいそ

なりきりたいそう はじめるよ。りょうてを うえに あげて
ぐーんと のびて チューリップの たいそう。
おしりを くねくね。はんたいがわにも くねくね。バナナの たいそう。

元気な掛け声とともに始まるこの絵本は、フリーのイラストレーターいりやまさとしさんの作品です。登場するパンダのふわふわ感が、子どもパンダをより可愛いらしく引き立たせています。
子どもの大好きなパンダとまねっこ体操を組み合わせたこの絵本を4月、入園してまだ不安や緊張の残っている年少児に、読み聞かせをしている場面に出くわしました。

「なりきりたいそう はじめるよ。りょうてを うえに あげて ぐーんと のびて ちゅーりっぷの たいそう。」すると、子どもたちもパンダと同じポーズを取りぐーんとのびました。その後もバナナ、こま、ひこうき、おにぎり、ロケットと等々、なりきりたいそうは続いていきます。ページを捲るごとに笑顔で笑い声を上げながら、クラス全員がお話に夢中になり体を動かしています。最後のころころ、ころがるボールのたいそうでは、床に頭をつけて前転する姿に保育者が慌てていました。

絵本が終わると「もう1かい読んで!」「また読んで」と子どもたちが保育者にせがんでいました。
子どもたちの心を鷲掴みにするこの絵本、最後のボール体操もその中の一つで、「ころころ ころころ あれあれ とまらない・・・。でも だいじょうぶ。
おかあさんパンダが ぎゅっ!」パンダ親子のほのぼのとした温かさが伝わってきます。
この絵本を読むときには親子体操も楽しんでみてください。(はな)

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