No 290
絵本のタイトル ぐるぐるカレー
作者 矢野アケミ
訳者
出版社 アリス館

290ぐるぐるカレー

gurugurukare数年前から私の住んでいる家の近くに、やたらインド料理専門店という看板を掲げているお店がオープンしています。こんな近くに同じようなお店をオープンさせて共倒れにならないかと密かに心配している私です。そんな心配をよそに日曜祭日になると、どこから人が集まって来たのかと思うぐらい列を成しています。何を隠そう我が家も暑さのために食欲が無くなると、スパイスの効いたカレーを作りヒーヒー言いながら汗を流し食べます。食べ終わった後の爽快感が何とも言えず好きです。
幼稚園でもお泊り保育でカレーを作ります。子どもたちの食べたいカレーを作るために、お母さんに協力していただき「我が家のカレー」と題してカレーに入れる具材を書いてもらいます。書かれている具材をまとめたところ25種類位あり驚いたことがあります。カレーの味はどの家も同じと思ってしまいますが、具材の多さを考えると家庭ごとにカレーの味は違うのでしょうね。
今回ご紹介する絵本は矢野アケミさんのぐるぐるカレーです。表紙をあけた左上に書かれている、「まあるい かたちは まほうの か た ち  いろいろ いれたら ぐるぐる ぐるぐる まわして まわして あそびましょう!」のことば通り、丸の中にころりんたまねぎ、ぺったりおにく、ほっそりにんじん、ごってんじゃがいも等々……子どもたちは後半の「ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる」のところが大好きで、おまじないのように声に出し手を動かし、体でリズムをとりカレーを混ぜていました。また材料を切るときの「しゃくしゃく」「くにゅくにゅ」「すこんすこん」など言葉の表現も面白いので楽しんでいました。
カレーが出来上がるまでの過程をシンプルに描いているので、親子でカレー作りをするときに役立つかもしれません。とにかく楽しい絵本です。

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