No 188
絵本のタイトル ランドセルがやってきた
作者 中川ひろたか
村上康成
訳者
出版社 徳間書店

188  『 ランドセルがやってきた 』

4月から小学生になranndoserugayattekita[1]る子どもたちにとって、楽しみの一つといえば、新しいピカピカのランドセルを買ってもらう事です。初めてランドセルを背負った時の感動や感覚、新しい皮の匂いなどは、大人になった今でも覚えている方も多いのではないでしょうか?

私もその中の一人で、赤いピカピカのランドセルを買ってもらった事がすごく嬉しくて、家の中で背負ってみたり、鏡に映った自分の姿が急に大人びて見えた事を覚えています 。

年長の3学期になると、「ランドセル買ってもらったよ!」と、目をキラキラさせながら嬉しそうに子どもたちが教えてくれます。その表情は小学校に対しての期待に満ち溢れていて、成長した子どもたちの逞しい姿が感じられます。しかし、担任としては、卒園し、旅立っていく子どもたちに、淋しさも感じてしまいます。それだけ、子どもにとってランドセルは特別なものなのです。

絵本の中に登場する、主人公の男の子も幼稚園の年長さんです。ある日、うみひこくんが幼稚園から帰ってくると、おじいちゃんが送ってくれたランドセルが届いていました。嬉しくなったうみひこくんは、さっそくランドセルを背負い出掛けてみる事に・・・。
近所の人たちもたくさん褒めてくれるので、気分はもう、立派な1年生です。そして大事な事を思い出したうみひこくんが急いで家に帰ってした事とは…。

この絵本はぜひ、進級前のお子さんと一緒に読んで頂きたい1冊だと思います。もちろん、年中児や、小学生、そして大人も楽しめる作品です。絵本を読んで、ランドセルを初めて背負った時のドキドキした感じを思い出してみてくださいね
 YUKARI

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